ペンペン草


「ネット回線、WiFi、スマホ接続環境」

Oct. 19th, 2021


思えば遠くに来たもんだ

我が家に最初のPCが来たのはGood1が10歳、Yossyが7歳の時

小学校でパソコンの授業が始まると云うので、にわかに購入検討をした。
当時はグラフィックではMacが一歩リードしており、印刷業界とお医者さんはMacが一般的でした。 Microsoftでは初めて?GUIを導入。Macに追いついた感もあったが、むしろその後のWin95の躍進でデスクトップのシェアを逆転することになる。
そのような状況下、Macの選択肢もあったが学校で使うであろうPCと同じ? FMV-DESKPOWER Sを買うことにした。

選択すべきは他にも付属ソフトを一太郎+Lotus 1-2-3にするかWord+Excelにするかとか、他に一通りのソフトのついたものとか有ったが、 結局よく分からないまま「一式全部くれ!」とオールインワンの「466D3モデル420S FMV466D3S1」 ワードモデルを15インチのCRTとエプソンのプリンター付きで購入した。

OSはWindows3.1だったが、翌年Windows95が出ると云う事で更新権付のものだった。
SPECは
CPU 486DX2 66MHz
バンドルOS MS-DOS6.2,Windows3.1
メモリ容量 標準8.0MB 最大64.0MB
今考えれば「よくこんなスペックで動いたな」と思うが、それでも当時の家庭用とすれば最新鋭機だ。 うろ覚えだがPC本体は買値で7-8万だった気がした。当時8MBのメモリが2万円近くした事から考えれば、格段に安かったのかもしれない。

この初めてのPCの前に

NECのワープロ専用機があったので

大きな戸惑いはなかったが、逆に何に使おうか用途に困った。
WWW以前に「パソコン通信」で「ニフティ」を介して、今のSNSのチャットかBBSのような事をやったことを記憶している。 ただ、28.8kbpsモデムでダイアルアップ接続を行うのだが、 あまりに通信速度が遅いので、テキストのやり取りがせいぜいだ。そのくせ接続料金が高い。そのせいか恥ずかしながら何をやったのか殆ど記憶がない。

インターネットも1996年末にはホームページを開設しているので、Win95発売前後にはINS64で接続していた筈だが、その頃は常時接続はしていない。
「パケ放題」もこの頃で、定額設定なしに使っているとパケット代で電話料金が月10万以上なんて話をよく聞いた。
常時接続でホームページが本格的に動き出すのはADSLが登場してからだろう。
最大で下り50.5Mbps、上り12.5Mbps という速度を誇る「ADSL」の登場です!

久々のWEBネタ

通信速度も文字通り隔世の感

ここで本題の一つ、通信速度について語ろう。

(私が始めたときは28.8kbpsでしたが)電話回線を使ったパソコン通信は300bpsでスタートしたようです。
その後華々しく開通したISDNですら64kbps。そりゃあ 300から見れば200倍ですから確かに画期的だったのかもしれません。
でも、実感として速く成ったなあと感じたのはADSL(DLで50Mbps程度)からです。64Kからなんと1000倍ですよね。
転送量としてはバイトで表すので、28.8kbps≒毎秒3.6KB、64Kbps≒毎秒8KB、50Mbps≒毎秒6.25MB。 話半分でも10MBの写真が2-3秒。常時接続で本気でNET接続できる環境になりました。

ね!無印のバイトからキロ、メガ、凄い進歩ですよね。でもここまではメタルの電話線。アナログーデジタルーアナログの変更を繰り返し、 そしてギガ、光へと推移していきます。両端のコンピューターは元々デジタルですから、回線もデジタルの方が圧倒的に有利ですよね。 変換の為のモデムが要らないのもメリットですが、一番はパルスの再生ができる事です。 光の信号がだんだん弱くなっても、極端な話僅かでも光っていれば1として扱えます。

アナログでは中継するたびにノイズが増え増幅すればノイズも増幅されてしまいますが、光は中継で最初の信号と同じ強さにパルス再生が可能です。
因みに今もですが、これらはbest-effortであって、実測は速くてもこの半分程度以下です。 ですからINS64ですら10MBの写真1枚転送するにも2500秒、40分以上も掛りました。当時でも100MB位の動画があってDLしていると 途中でエラーになって、またやり直すという事は日常茶飯事でした。
ただ、それ以前にWinXP以前のOSでは年中(再)起動できなくなり、 再インストールが日課か!と思ってしまう様な時代でした。
WinXP以前と書きましたが、再インストールは頻度が減っただけで今も継続中ですね。(笑)

スマホの2年縛りはなくなったようだが

インターネット回線は昔以上に厳しい縛りが

インターネットと云う言葉がまだ定着しきらない頃、Win95と共にホームページを開設したのだが、通信回線については前述の通り、 速度向上とともに変わって行く。
最初はモデムでの接続(14.4kbps、28.8kbps、33.6kbps、56kbps)、デジタル回線でINS64、再びアナログでYahooADSL、NTT東ADSL、 そしてYahoo光100M、フレッツ光1G、AUギガ得プラン、So-Net光と推移していく。

実はその都度デジタル回線とアナログ回線の変更、それに伴う工事費が発生する。
さらに最近スマホでは撤廃された契約期間?それがADSLか光の頃から発生するようになった。
それも初期は「初めの2年は中途解約すると違約金が発生します。」 と云うのが、いつの間にか3年契約でその更新期間以外だと、自動的に15000円から20000円位の違約金が生じるのだ。
さらに新規工事費とは別に回線回収料とかが発生する事もある。

ここからは推測だが、時折「xxの代理店です。通信料が安くなるご案内です」とか言う勧誘電話が来ませんか? 20年以上前だが、光を一軒勧誘するとx万、マンションオーナー+入居者3人で50万とかコミッションが入ったのです。
そういえばつい先ごろ迄スマホ買ってキャッシュバック受けて売ると差し引き7万とか10万とかって言ってましたね? つまり、うまくやる個人ブローカーみたいな人達がぼろ儲けしてるんじゃない?

それなら、と云うので

2011年くらいからAUひかりをSo-Netで利用中だが

スマホを利用している楽天から案内が来た
「楽天モバイルのユーザーが楽天光に乗り換えた場合、工事費無料、手数料無料、一年間基本プラン料金無料」
たまたま更新期間だったので早速申し込んだ。ところが現在の光ケーブルはKDDI、今度の回線はNTT東なので工事が必要と云う事になった。
あらら?結局工事費は掛る。ルーターは自前と云うので、メリットは相当薄れてしまった。

そこで、再度今のプロバイダーSo-Netに聞いたところ「ただいま7万円キャッシュバックのキャンペーンをやってまして」ときた。 まさに渡りに船。実はこちらのSo-net光もNTTの回線を使うから工事が必要になる。ところが36回払いでその額が毎月値引きになる。実質はタダだ。
ルーターも永久無償レンタル。つまりNTT回線になって月額使用料は500円ほど高いが7万円キャッシュバックはモロに貰える。 そして、さらに三年後楽天に乗り換えるにしてもNTT回線だから工事費なしで乗り換えられる。
楽天はこれまでもお得キャンペーンを度々やっているので恐らく3年後も期待できる。
せこくてスマン!

スマホとWi-Fi環境

スマホは今でこそ0円5Gの好環境だが

ガラケーからスマホへの切り替えは意外に遅く「i-Mode]の終了宣告が出て、 ガラケーの本体の新品が無くなっても白ロム携帯を通販で探して3年前(2018・09)まで使っていた。
息子のおさがりのi-PADがあったこともあり、携帯からのNET接続の必要性を感じなかったからかもしれない。

ところがNTTドコモの更新時期に、たまたま見た所謂格安スマホDMMの通話付きデータ1Gまでで月額1200-1300円と言うプランを見つけ飛びついた。
その後DMMは昨年末楽天が買収し、その楽天から今年4月DMMユーザーに「今、楽天に切り替えるとポイントがついて実質機器代がタダ!」と云うDMが来た。
しかも締切期限が7日後。

早速申し込んだのが、今TVで米倉涼子がCM中のデータ1G以下タダ。通話料も携帯も固定もiーLink使用で全国何時間でもタダというものだ。 さらにキャンペーンで1年間プラン代タダ。つまり一年はデータをいくら使ってもタダ。機器は高い機種にしたのでタダとはいかなかったが25000ポイント付いた。

Wi-Fi環境は息子たちがi-phoneに切り替えた2010年頃から

元々NETは主にデスクトップで繋いでいたので、ある意味スマホがない時から完備していたが、現在は以下のようになっている。

Wi-Fi環境は接続業者So-Netから提供の無線なしのルーターにIPV6対応のNEC Aterm Wi-Fi 5(11ac)対応 PAWG2600HP4をブリッジ接続[ルーターが自前の時にこれを前段で使用予定]、 さらにメッシュ中継器として「NEC Aterm WG1200HP4 Wi-Fi 5対応 無線LANルーター」
前から使用のエレコム2G/5Gルーターもブリッジで接続。コンクリート住宅だが切れ目なくつながる環境になっている。


データ通信の歴史?推移は殆ど忘れてしまったので、参考にしたURL貼っておきます。
デジタルアーツ

1994日本で初めてのダイヤルアップIP接続サービスが開始
1995「Windows 95」が日本で発売を開始 「テレホーダイ」が開始
  神戸・淡路大震災 地下鉄サリン事件
1996日本におけるインターネットの人口普及率 3.3%
  「Yahoo! JAPAN」日本語版がサービスを開始
1999日本におけるインターネットの人口普及率 21.4%
ADSLが登場 携帯電話でのインターネット接続サービスを開始(i-mode)
2000日本におけるインターネットの人口普及率 37.1%
内閣官房にIT戦略本部設置、IT基本法制定
  「Google」が日本語の検索サービスを開始
  「Amazon.co.jp」が日本でサービスを開始
  日本で初めてのネット銀行「ジャパンネット銀行」が開業
2001NTTやソフトバンクが「フレッツADSL」や「Yahoo! BB」などのADSL事業を開始
2003日本におけるインターネットの人口普及率 64.3%
家庭向けの光回線が登場
2004「mixi」がサービスを開始
2007「YouTube」が日本語版のサービスを開始
2008「iPhone」が日本で発売を開始
「Facebook」「Twitter」が日本語版サービスを開始
2009GoogleのOS「Android」を搭載した機種が登場
2011「iPad」が日本で発売を開始「LINE」がサービスを開始
2013日本におけるインターネットの人口普及率 82.8%
フリマアプリ「メルカリ」がサービスを開始
2017「TikTok」がサービスを開始
「Google Home」が日本での発売を開始


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