ここで本題の一つ、通信速度について語ろう。
(私が始めたときは28.8kbpsでしたが)電話回線を使ったパソコン通信は300bpsでスタートしたようです。
その後華々しく開通したISDNですら64kbps。そりゃあ 300から見れば200倍ですから確かに画期的だったのかもしれません。
でも、実感として速く成ったなあと感じたのはADSL(DLで50Mbps程度)からです。64Kからなんと1000倍ですよね。
転送量としてはバイトで表すので、28.8kbps≒毎秒3.6KB、64Kbps≒毎秒8KB、50Mbps≒毎秒6.25MB。
話半分でも10MBの写真が2-3秒。常時接続で本気でNET接続できる環境になりました。
ね!無印のバイトからキロ、メガ、凄い進歩ですよね。でもここまではメタルの電話線。アナログーデジタルーアナログの変更を繰り返し、
そしてギガ、光へと推移していきます。両端のコンピューターは元々デジタルですから、回線もデジタルの方が圧倒的に有利ですよね。
変換の為のモデムが要らないのもメリットですが、一番はパルスの再生ができる事です。
光の信号がだんだん弱くなっても、極端な話僅かでも光っていれば1として扱えます。
アナログでは中継するたびにノイズが増え増幅すればノイズも増幅されてしまいますが、光は中継で最初の信号と同じ強さにパルス再生が可能です。
因みに今もですが、これらはbest-effortであって、実測は速くてもこの半分程度以下です。
ですからINS64ですら10MBの写真1枚転送するにも2500秒、40分以上も掛りました。当時でも100MB位の動画があってDLしていると
途中でエラーになって、またやり直すという事は日常茶飯事でした。 ただ、それ以前にWinXP以前のOSでは年中(再)起動できなくなり、
再インストールが日課か!と思ってしまう様な時代でした。
WinXP以前と書きましたが、再インストールは頻度が減っただけで今も継続中ですね。(笑)
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