ペンペン草


「続・お役所仕事」

Jan. 20, 2018


社会保険庁改め日本年金機構ではなかったのか?

最も改革されていなくてはいけない役所が・・・。

母が100歳を目前に亡くなって、年金の停止と未支給分の請求に必要な書類を聞きに 年金事務所へ行ってきた。

13年前その対応にあきれ果て、「お役所仕事」をUPしたが、その後「消えた年金問題」 などで批判を浴び2009年に社会保険庁は廃止、2010年から日本年金機構となって人心一新、組織も含め大改革がなされた。。。 と思っていた

ところがだ。前回と何も変わらないどころか、場合によってもっとひどい現実があった。
事務所に入ると番号札の発券機があって、人がいたがその人は開口一番「予約はありますか?」と訊いてきた。 「ありません」と答えると、「予約なしだと、1.5-〜2時間待ちになります」と告げられた。
「なんでそうなるんですか?用件聞かないで良いのですか?」と訊くと、その質問には答えず 「一旦お帰りになって、予約してから来てください」

あきれ返ったが、こちらも「年金の停止と未払い請求に必要な書類を聞きに来たんだけど」と構わず言うと、 その方は(恐らく親切な方だったのでしょう)後方の棚から必要書類のリストと申告用紙を見繕ってくれて、 「書類をそろえて郵送でもできます。」と教えてくれた。

以下の「そもそも」から始まる次の項は前回書いたままだ。当然前回もこの事務所には意見として申し入れている。 だが、13年前に書いたのと同じことを書いて何も不都合が出ないという事は、何も変わっていないと云う事だ。

そもそも

相談の前に、時間の掛かる用件かどうか仕分けしろ!!

一言で「相談」っと言っても、数時間・・・場合によって数日かかるようなものも有れば、一瞬で終わる相談もある。

時間の掛かる用件かどうか仕分けしたら、利用者が効率よく利用できるのにっと思ってしまう。
今のは、役所には都合が良いのかもしれないが、利用者には至って不都合である。

住所変更など、ハガキをもらうだけなら、そこらに置いておけ。

その後に行った証券会社では、券を取って暫くしたら、「御用向きはどんな事でしょう」と聞きに来て、中身によって、「恐れ入りますが、もう少々お待ちください」とか、 担当者を呼んだりとかしていました。しかも昼休み中の12:30頃でです。サービス業だから当たり前と言えばそれまでですが、直前のお役所との落差に感激しました。

そもそも、住所変更程度のことは初めから郵送で出来る様にするとか、土日とか夜9時位まで受け付けるとか・・・・考えて欲しいと思いませんか。

話を戻します

記入方法で分からないところが出てきたので聞くことにした。

貰ってきた用紙に記入を始めると、記入方法で分からないところが出てきた。
貰った書類に『不明な点はこちらにお尋ねください』という事で『お客様相談室』という表記が有ったので、 そこに電話をして聞くことにした。

質問が終わって、事のついでに仕分けの話をした。すると「短いと思っても長くなる場合があるのでそれはできません」と返ってきた。
はぁー?それっておかしいでしょ?ハガキだけ、書類だけくださいというのと、年金の納付状況を調べて、 いくらもらえるかを答えるのは所要時間が明らかに違うし、もし短いつもりで仕訳けられて即答窓口に来たらその時点で 「申し訳ありません、そのご質問内容ですとこのままお待ちいただくか、後日予約を取って出直されるかになります。」 と言えば良いだけだ。
その旨を話すと、「ご持参いただいた書類によって時間が変わります」とか言った挙句、 面倒になったのだろう、明らかに投げやりな口調で「ご意見は貴重なご意見として役立させていただきます」 と言って切ろうとするので名前を聞いた。

苦情窓口

これ以上この「お客様相談」に言っても仕方がないので

Webで年金機構の元締めみたいなところに苦情を言おうと探したが、電話で相談できるところはない。
メールか手紙で苦情、意見を言うようになっていたが、文書では「用件の仕分けを希望」にしか成らず、ニュアンスが伝わらない。

そこで、ウェブで調べた結果
「手続が分かりにくい」「役所が対応してくれない」「安全性に欠ける(公共)施設がある」「高齢者や障害者への配慮に欠けている」 「手続を簡素化してほしい」「どこの窓口に申請してよいか教えてほしい」……。
役所の仕事に関する苦情、意見・要望や行政に関して分からないことなどはありませんか?
そのようなときに役に立つのが、総務省の「行政相談」です。
というサイトを見つけました。 「行政相談」
電話は 0570-090110 「行政苦情110番」
3分10円の有料だが聞いてくれる。

「お役所仕事」と書いて貶してきたが、全体的にはとても対応が良くなってきている。 そんな中「前科」のある「日本年金機構」がこれでは全体の評判を落とす。ほかの役所の人も怒ってくれ!


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