ペンペン草


「超高層も免振もとても危険だと言っておく2」

Dec.18, 2015


長周期振動で超高層最上階は6Mも動く?

いよいよ万が一の時の布石を置き始めた

なぜなら、超高層で最上階が一番揺れてる時点でアウト!
各構造を分りやすくたとえてみよう。剛構造は積木、根っこも上も同じように揺れる。柔構造はこんにゃく、根っこが揺れても上は揺れない。 しかし、今の超高層は針金状態になっています。根っこの揺らしかた次第で上が何倍も揺れてしまいます。
因みに免振は氷上の積木や針金、制振は色々ですが、ダンパ付鉄骨って感じでしょう。

「最上階は6Mも動く」ニュースでは、「現在すでに建設されている建物については倒壊の危険は極めて少ないと言っています」とのこと。
これをほとんどないと言うなら、原発など絶対安心と言えてしまう。よくこんな嘘が言えたものだ。
もっとも、「倒れるかも」なんて事は口が裂けても言えませんけどね。

話は変わるが、解体方法がスマートで話題になった「赤プリ新館」がなぜ建て替えになったか事情をご存じだろうか?
こんな事を言うと、「なんで?」なんて聞かれそうだが、私も知らない。
でも、おかしいと思いませんか? 確かに30年ほどは経っているが、霞が関よりもニュー大谷よりも新しいのに・・・。
全くの憶測でしかないが、私には構造上の欠陥としか思えない。それも耐震上の問題と推測します。

赤坂プリンスホテル 竣工1982年11月 設計:丹下健三 施工:鹿島建設 完成から30年足らずの2011年3月閉館、えっ2011年3月? ね?びっくりでしょ。
姉歯耐震偽装を期に調査してみたら強度が足りない、万一の場合ホテルも建設したゼネコンもただでは済まされない、 それで秘密裏に解体建て替え、となったのでしょう。。。なんて、無責任な妄想レベルですが。

姉歯耐震偽装も横浜の「クイが寸足らず」もたいした問題じゃない。

勿論、住んでる人には大問題だが、超高層よりは安全

姉歯の"安全性"については前回の記事を見て戴くとして、横浜の傾斜マンションがなぜ安全か?
安全まで言ってしまうと言い過ぎかもしれないが、少なくとも倒壊の危険は0と言っても良い。
対して、超高層の新宿で前回大揺れしていた新宿センタービルなどはとても危険だ。

新宿のどこのビルかと思い、調べに行ったら「新宿三井ビル」に超大型制震装置(約1,800t)が完成と云うニュースが出ていた。
「素晴らしい!」と言いたいところだが、まぁ、大水槽を置くよりは良いかも知れないが、 振り子式にせよこれだけの重量を屋上に載せることが大きなハンデになる。
前にも触れたが、剛構造では設計の性質上、計算が一割違ってもストレスが一割り増すだけです。

ところが、柔構造では原則として質量が小さい方が有利。特に屋上に過大な重量を置くこと自体とても危険です。
前にも書きましたが、補強したり、ダンパー入れたり、水タンクを置いたり・・・ 剛構造なら役立ちますが、柔構造では時として逆効果、命取りになります。

耐震偽装のビルや杭が数本届いていない建物は倒れないが、「超高層は(場合によって補強したものこそ)折れる」と断言しておこう。

その「杭」だが・・・

杭が届いていないから傾いたのではなく

たまたま、隣の建物とつながっていたためにわずかな傾きにも敏感に気づいた。
調べてみたら、クイが強固な地盤に達していなかった。
これじゃぁ沈むわ・・・ってこと?

事故があったから調べたらスピード違反してたってのと同じレベル。
地盤が東日本震災で動いたとみるのが順当。今更業者は言い出せない。酒気帯びでの事故で、 酒飲んだでしょ?って言われれば、だけど事故の原因じゃないって言えないのと一緒。

2cmなんて、ほかでもたくさんあるけど、気づいてない。 あそこは隣の棟とつないでたから発見され調べたらクイのデータに不備があった。

日本初の超高層「霞が関ビル」は大丈夫

当時の最新技術など今から思えば粗末なものだが

当時の最高の技術を集めているだけあって、新宿のビルとはわけが違う。
古来の技術を継承する職人技が優れているように、日本の高度成長の初期に誠実に作ったものは強い。
逆に昨今の免振などあまりに歴史がなさすぎる。


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