ペンペン草


「家族」

Jan 25, 2003


幸せの基本

幸せって・・・

小生も(この言い方で年がわかる(^_^;)結婚20年を迎えた。
同年代の人と比べると、晩婚だったので6〜7年遅いかも知れないが、なにはともあれ「無事20年」を迎えられたのは、めでたいことなのでしょう。

今晩は、ささやかに家族でお祝いをするつもりです。
洒落たレストラン・・・ではなく、近くの居酒屋に家族揃って行こうと思っています。

家族揃って居酒屋で、と言うには貧乏な当家にとっては安上がりである事が重要な理由ですが、他にも色々訳があります。

愛犬エミリアのおかげで、この十数年はおよそ家族揃っての旅行、外食が出来ずに、本当に恥ずかしいくらい家族での外食経験が有りません。
ですから、今日はエミリアには可哀想ですが、2〜3時間お留守番をしてもらって出かけようと思います。

子供たちは今高校三年と中学三年。そう、まさに受験生です。
上の子は首尾よく合格すれば、この春からは東京で生活をはじめる事になります。
そこで三つ目の理由ですが、いよいよ家族がばらばらになって行く前の最後の春だという事で「今のうちに」と言う事です。  

幸福感とは満足感・・・日々色々な形の「満足」があると思いますが、私は 最近「幸せ」の具体形と言うのは、もしかしたら「家族が揃ってご飯を食べる事」かも知れない。と思うようになりました。
「家族が揃ってご飯を食べる事」といっても、何も外食だけをさすのではなく、日々夕食時に家族が揃って、同じ空間に居る事。 家族が揃って「いただきまーす」ならなお良いが、そうでなくてもあるものはテレビを観、あるものはPCをやっていても 同じ空間で繋がっている事が重要な気がする。

さらに、その具体形を実現するには・・・

余暇がほしい・・・

残念ながら、我が家では夕食は家族揃ってと言うわけには行かない。
私の通勤時間が長い事もあって、子供たちの夕食と私の夕食と二波に分かれています。
ただ、幸いな事に(家がせまいので、)夕食後就寝までの時間は、みんな居間で好きな事をしています。
ですから、私の夕食時間はある意味子供たちと時間を共有できるわけです。

子供たちが、やがて巣立っていくのは仕方ない事ですが、成長過程をいかに長く、ともに過ごす事が出来るかが、家族の幸せの基本のような気がします。

朝6:00に家を出て夜8:00過ぎに帰ってくる日々・・・せめて前後一時間づつでも短くなるといいのですが。


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